屋形船は「乗合」がおすすめ!2人で楽しむ贅沢な水上の旅

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今回は、屋形船の「乗合」についてご紹介します。

「屋形船」と聞くと、どんなイメージをお持ちでしょうか?「会社の忘年会や接待で使うもの」「数十人の団体で貸し切るもの」「料金が高そう......」もしそう思っているなら、それは非常にもったいない!

実は、いまカップルやご夫婦、友人同士の小グループでも気軽に楽しめる「乗合(のりあい)屋形船」が大人気なんです!

 

そもそも「乗合(のりあい)」ってなに?

屋形船には大きく分けて2つのプランがあります。

1. 貸切(かしきり)

屋形船を個室のように1グループだけで利用します。
貸切プランを利用するには「20名以上の料金保証」といった条件がある場合が多いですが、プライベート感、特別感を演出できます。

2.乗合(のりあい)

レストランのように席を予約し、他のお客様と一緒に乗船するプラン。
乗合プランは2名~利用できるものが一般的です。

今回おすすめするのは、後者の「乗合」です。

これまでハードルが高かった屋形船が、乗合プランの普及によって、まるで「景色の良いレストランを予約する」ような感覚で手軽に利用できるようになりました。

「乗合」屋形船、ここがすごい!5つのメリット

少人数(2名〜)でも予約可能!

最大のメリットはこれです。「2人で記念日を祝いたい」「家族4人で東京観光がしたい」といった場合でも問題なく利用できます。週末のデートや、両親へのプレゼント旅行としても最適です。

圧倒的なコストパフォーマンス

貸切に比べて料金設定がリーズナブルなことが多いのも魅力。


一般的に、お料理と飲み放題、乗船料込みで1名あたり1万円〜1万5千円程度が相場です。

「和食のコース料理」+「2時間半のクルージング」+「飲み放題」がセットになっていると考えれば、実はかなりお得なエンターテインメントと言えます。

設備が充実した大型船が多い

乗合船は、多くのお客様が快適に過ごせるよう、比較的大型船が使われる傾向にあります。

・清潔な水洗トイレ完備(男女別)
・冷暖房完備
・椅子・テーブル席か掘りごたつ式(正座が苦手な方も安心!)
・船上の展望デッキ(スカイデッキ)

昔ながらの「畳にお座敷」も風情がありますが、最近はホテルライクな快適さを備えた船が増えているんです。

初対面のお客さんと盛り上がれる

非日常空間の屋形船、乗り合わせた初対面のお客さんと知り合いになり、会話が盛り上がることも多くあります。

直前予約しやすい

「今日は屋形船に乗ろう!」と突然思い立った場合でも、乗合プランなら正午までなら予約を受け付けている船宿が多いです。

 

どんな体験ができるの?〜当日の流れ〜

一般的な東京エリア(隅田川・お台場コース)の乗合屋形船のイメージをご紹介します。

【出船・乾杯】

 夕暮れ時や夜景の時間に合わせて出船。まずはビールやソフトドリンクで乾杯!船が動き出すワクワク感はたまりません。

【お料理に舌鼓】

屋形船の代名詞といえば、やはり「揚げたての天ぷら」。

船内で職人さんが揚げてくれるアツアツの天ぷらを、一番美味しい状態でいただけます。

その他、新鮮なお刺身の船盛りなど、豪華な和食コースが楽しめます。

【絶景ポイントで停泊】 お台場やスカイツリー周辺など、夜景が美しいスポットで船が停泊します。

ここで多くの人が展望デッキへ上がります。 360度広がる水上のパノラマ夜景は、陸上から見る景色とは別格。

風を感じながら撮る写真は、一生の思い出になること間違いなしです。

【四季折々の楽しみ】

春: 隅田川の桜を川面から見上げるお花見船

夏: 浴衣を着て花火大会や納涼船 ※花火大会はプランが異なります。

秋: 月見や心地よい夜風を楽しむ

冬: 空気が澄んで夜景が最も綺麗な季節(船内はポカポカ!)

 

予約時のポイント

乗合屋形船は人気が高まっているため、特に週末や祝日は早めの予約(WEB予約が便利です)をおすすめします。

服装

基本的にカジュアルでOKですが、デッキに出るなら羽織るものがあると安心です。

集合場所

浅草・吾妻橋乗船場

※お花見期間や特定日は勝どき・晴海乗船場

貸切は、すべての船宿で扱っているのに対して、乗合は一部の船宿のみの扱いとなります。

出船するのは金・土・日曜日が基本で、その他平日も多数出船中です。

利用を計画する際には出船スケジュールをよく確認をしてくださいね。

 

まとめ 次の週末は、水上の特等席へ

「屋形船=団体」というイメージを捨てて、もっと自由に、もっと気軽に水上の旅を楽しんでみませんか?

いつもと違う視点から眺める街の景色と、美味しい料理。 「乗合屋形船」は、日常を忘れさせてくれる最高の非日常体験です。

今度の記念日や週末のお出かけに、ぜひ選択肢に入れてみてくださいね。

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